情報連携学部4年 石川知一研究室の山口昇真さんが発表した研究「VALORANT における視線移動の熟練度差についての一研究」が、映像表現・芸術科学フォーラム2026(2026年3月2日・東京工芸大学にて開催)において、優秀発表賞(ポスター発表)を受賞いたしました。
この学会は映像情報メディア学会 映像表現&コンピュータグラフィックス研究会、画像電子学会、芸術科学会、画像情報教育振興協会(CG-ARTS)の合同主催によって開催され、ビジュアルコンピューティングのあらゆる分野における研究、開発、実装、応用システムについて議論するだけでなく、アーティストによる新しい表現や芸術科学分野における発表の場となっています。学会の詳細はこちら。
受賞となった研究では、FPS(First Person Shooter)ゲーム「VALORANT」におけるプレイヤーの熟練度と視線行動の関係を明らかにすることを目的とした視線分析を行いました。アイトラッカーを用いてプレイ中の視線データを取得し、ゲーム映像と同期させることで、特定UIの視認率、敵出現時の視線挙動、ラウンド開始前の視線配分を解析しました。初心者群と経験者群を比較した結果、統計的有意差は限定的でしたが、効果量およびヒートマップ傾向から、経験者は常時表示されるUIを活用し効率的に情報取得を行う一方、初心者は視線が分散する傾向があることがわかりました。
– 山口昇真さんのコメント –
このたび、学会という貴重な場で評価をいただけたことを大変嬉しく思っております。本研究に参加してくださった皆様や、日頃から支えてくださった皆様に深く感謝いたします。試行錯誤を重ねながら研究を進めた時間は、自分自身を大きく成長させてくれました。今回の経験を通して培った探究心と分析力を、今後は社会の中で実践へとつなげていきたいと考えております。
– 石川准教授のコメント –
受賞した研究は山口さんが卒業研究として取り組んでいたものです。22名の実験参加者のデータを細かく分析して、来場者に丁寧に説明したところが評価されたものだと思っています。今回の発表で頂いたコメントを参考に、さらに研究を発展させていきたいと思います。



