【学生】飯島裕樹さん(石川知一研究室所属)が映像表現・芸術科学フォーラム2025において優秀発表賞(ポスター発表)を受賞しました

情報連携学部4年 石川知一研究室の飯島裕樹さんが発表した研究「漫画中のオノマトペを入力とした効果音検索システムの提案」が、映像表現・芸術科学フォーラム2025(2025年3月10日・東京工芸大学にて開催)において、優秀発表賞(ポスター発表)を受賞いたしました。

この学会は映像情報メディア学会 映像表現&コンピュータグラフィックス研究会、画像電子学会、芸術科学会、画像情報教育振興協会(CG-ARTS)の合同主催によって開催され、ビジュアルコンピューティングのあらゆる分野における研究、開発、実装、応用システムについて議論するだけでなく、アーティストによる新しい表現や芸術科学分野における発表の場となっています。学会の詳細はこちら

受賞となった研究は、漫画特有のオノマトペを音源として提供する機能を提案し、その実現を目指しました。具体的には、OCR(光学文字認識)技術を用いてオノマトペをテキスト化し、レ―ベンシュタイン距離による類似度計算を基に効果音を検索、その後適切な音源を提供する手法を開発しました。結果としてオノマトペの文字イメージに近い効果音を提供できることが確認できたことを報告しました。

  • 飯島裕樹さんのコメント –
    私の行った研究が評価されたことをとても嬉しく思います。1年間親切に指導してくださった石川知一先生にはとても感謝しています。またアンケート調査にご協力いただいた方々やポスター発表を聴きに来てくださった方々にも感謝しています。本当にありがとうございます。
  • 石川准教授のコメント –
    受賞した研究は飯島さんが卒業研究として取り組んでいたものです。限られた時間の中で実装から検証評価まで行った結果が今回の受賞に繋がったと思います。学会会場で来場者との受け答えについても評価されたものだと思っています。
    今回の発表で頂いたコメントを参考に、さらに研究を発展させていきたいと思います。

ARTICLE CATEGORY