【学生】冨澤玲菜さん(石川知一研究室)が情報処理学会 第86回全国大会において学生奨励賞を受賞しました

冨澤玲菜さん(石川知一研究室)が発表した研究「視線情報を用いたヒットストップ時間の変更がUXに与える影響の調査」が、情報処理学会 第86回全国大会(2024年3月15日~17日・神奈川大学)において、学生奨励賞を受賞いたしました。

この大会は情報処理学会によって年1回(春季)開催する学会最大のイベントで、最新の学術・技術動向や情報に関する新しい研究成果やアイディア発表を通し意見交換・交流を行っています。約1,200件の一般講演発表に加えて、招待講演やパネル討論などのイベントも合わせて開催しています。学会と受賞の詳細はこちら

冨澤さんが行った「視線情報を用いたヒットストップ時間の変更がUXに与える影響の調査」では、凝視時間に応じてゲーム演出の1つであるヒットストップの時間を変更することで衝撃感やゲームとしての楽しさが向上するだろうという仮説に基づいて、ゲームの実装とユーザーテストを行い、凝視時間が長い場合にヒットストップの時間も長くすると衝撃感やゲームの楽しさが向上することが明らかになりました。

  • 冨澤玲菜さんのコメント
    学生奨励賞をいただき、心から嬉しく思っています。受賞できたのは、1年間にわたって私を指導してくださった石川知一先生、実験への協力をしてくださった情報連携学部の学生の皆さん、学園祭で実験に参加頂いた方々など多くの方の支えがあったからです。皆様のおかげで後悔することなく、研究活動を有意義に終えることができました。皆様の温かな支援とご協力に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
  • 石川准教授のコメント
    受賞した研究は冨澤さんが卒業研究として取り組んでいた成果を発表したものです。ゲームの面白さを追求して何回も実験と改良を繰り返して納得できる結果を得ることができました。また、冨澤さんはこの大会で受賞する前に国際会議での発表2件(口頭発表1件とポスター発表1件)、国内研究会での口頭発表1件を行っています。これらの発表経験もあって今回、学生奨励賞の受賞に繋がったと思います。

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