【学生】柳黎史さん(佐野崇研究室所属)が情報処理学会第87回全国大会において学生奨励賞を受賞しました

情報連携学研究科博士前期課程 2年 佐野崇研究室の柳黎史さんが発表した研究「動画拡散モデルを用いた少数データによる新規視点画像生成」が、情報処理学会第87回全国大会(2025年3月13日〜15日・立命館大学にて開催)において学生奨励賞を受賞いたしました。この研究は、情報連携学研究科中村周吾教授、本多泰理教授との共同研究です。

この学会は、一般社団法人情報処理学会が主催する年に1度の全国大会であり、例年約1200件の一般講演が行われています。学生奨励賞は、学生セッションで発表された学生会員の中から座長裁量で優秀な発表に対して贈呈されるものであり、柳さんの参加したセッションの発表者は7名で、学生奨励賞受賞者は2名でした。学会と学生奨励賞の詳細はこちら。 受賞となった研究は、拡散モデルによる画像生成に関するものです。大規模な拡散モデルは高精細な画像を生成可能ですが、狙った画像を生成することは容易ではありません。この研究では、あるオブジェクトの写った1枚の画像を用いて、そのオブジェクトを別の角度から写した、新規視点画像を生成する問題に取り組みました。既存の拡散モデルに対する省メモリな調整方法を提案し、さまざまな対象や条件に対して手法の有効性を体系的に検討しました。

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