INIAD

【学生】小川詩織さん(石川知一研究室所属)が情報処理学会 第203回コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究発表会において学生発表賞を受賞しました

小川詩織さん(情報連携学部4年生・石川知一研究室)が発表した研究「2Dアニメ風イラストにおけるシェーディング・ハイライト・背景調和を統合した仕上げ支援システムの提案」が、情報処理学会 第203回コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究発表会(CGVI研究発表会)において、学生発表賞を受賞いたしました。

本研究発表会は、Visual Computing 2026(VC2026)との併催で開催され、同じポスター発表がCGVI研究会とVC2026の双方の賞の選考対象となりました。その結果、小川さんの発表は、VC2026において「ポスター賞」を受賞しており、今回の「学生発表賞」と合わせて、同一の研究発表で2つの賞を受賞するW受賞となりました。CGVI第203回研究発表会の公式案内でも、両方に発表申し込みを行った場合、1回のポスター発表がCGVI研究会としての発表とVCポスターとしての発表を兼ね、双方の賞の選考対象となることが説明されています。

今回の2つの賞は、それぞれ異なる選考の仕組みによって決定されています。VC2026のポスター賞は賞選定委員会によって選考される一方、CGVIの学生発表賞は、研究内容と発表技術を総合的に評価し、研究発表会に出席したCGVI委員による投票によって選出されます。
異なる選考の場において同じ研究発表が評価されたことは、本研究の研究内容だけでなく、ポスター発表としての説明や議論の内容も含めて評価された結果といえます。

本研究では、2Dアニメ風イラストの仕上げ工程に着目し、シェーディング、髪などへのハイライト、背景との調和といった複数の仕上げ要素を統合的に支援するシステムを提案しました。3Dモデルへの再構築を行わず、2D画面上での操作のみで仕上げを行える点を特徴としており、物理的な整合性と制作者が意図する表現の制御を両立することを目指した研究です。

小川さんの発表の様子

– 小川詩織さんのコメント –
このたび、学生発表賞をいただき、大変嬉しく思っております。このような賞をいただくことができたのは、日頃からご指導くださった石川知一先生をはじめ、実験にご協力いただいた皆様のお力添えがあったからこそだと感じております。心より感謝申し上げます。今回の受賞を今後の研究活動への励みとし、これからも研究に真摯に向き合い、努力してまいります。

– 石川知一教授のコメント –
今回、同じ研究発表でVC2026のポスター賞とCGVI研究会の学生発表賞という2つの賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。本研究では、2Dアニメ風イラストの仕上げ工程において、シェーディングやハイライト、背景との調和といった複数の要素を一つのシステムとして統合することに取り組みました。特に、3Dモデルを用いることなく2D画面上で操作できる仕組みとすることで、実際のイラスト制作における使いやすさを意識して研究を進めてきました。
今回の受賞を通して、研究内容だけでなく、ポスター発表における説明や議論についても評価していただけたことを大変ありがたく感じています。今回いただいた評価を励みに、実際のクリエイターの制作をより効果的に支援できるシステムへと研究を発展させて行きたいと思います。

研究会公式サイト 学生発表賞 歴代受賞者

Return Top