小川詩織さん(情報連携学部4年生・石川知一研究室)が発表した研究「2Dアニメ風イラストにおけるシェーディング・ハイライト・背景調和を統合した仕上げ支援システムの提案」が、Visual Computing 2026(VC2026)においてポスター賞を受賞いたしました。
Visual Computingは、コンピュータグラフィックス(CG)および関連分野を対象とした国内最高峰の学術研究シンポジウムの一つで、未来のCG技術の発表の場として、研究者、技術者、クリエイターが交流する場となっています。VC2026は2026年9月8日から10日まで、北海道大学 学術交流会館において開催されました。
小川詩織さんが発表した「2Dアニメ風イラストにおけるシェーディング・ハイライト・背景調和を統合した仕上げ支援システムの提案」では、2Dアニメ風イラストの仕上げ工程において、制作者が手作業で行っているシェーディングやハイライト、背景との調和を支援するシステムを提案しました。本研究では、3Dモデルへの再構築を行うことなく、2D画面上の操作のみで、シェーディング、髪のハイライト、背景との透過・ぼかしによる調和という3つの機能を統合しています。これにより、物理的な整合性を保ちながら、制作者が意図する表現を直感的に調整できる、軽量かつリアルタイムな仕上げ支援を目指しています。
VC2026では、9月10日にポスターセッション3が開催され、小川さんは本研究についてポスター発表を行いました。ポスター発表では、研究内容について参加者と直接議論しながら意見交換を行いました。

小川さんの発表の様子

受賞発表時の様子
– 小川詩織さんのコメント –
このたびはVCポスター賞という素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思います。 初めて挑む研究と学会発表で緊張や不安もありましたが、このような成果を残せたことをとても嬉しく感じております。熱心にご指導いただいた石川知一先生、ならびに実験にご協力くださった皆様の支えがあったからこそ得られた賞だと深く感謝しております。発表を通していただいたご意見やご質問は、自身の成長に直結する貴重な学びばかりでした。この経験を糧に、今後の研究活動にもより一層邁進してまいります。
– 石川知一教授のコメント –
今回の受賞は、小川さんが取り組んできた研究を学会参加者から高く評価していただいたものと、大変嬉しく思います。ポスター発表では、多くの方から研究内容について質問や意見をいただくことができ、今後の研究を発展させる上でも有意義な機会になったと思います。今回の受賞を励みに、実際のクリエイターの制作をより効果的に支援できるシステムへと研究を発展させてくれることを期待しています。
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